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巻きコア
主な使用用途/太陽光用パワコン、
車載昇圧コンバーター
巻きコアとは、⽅向性電磁鋼板を切断して、⾓型巻き鉄⼼として加⼯成型した鉄⼼で、主に変圧器(トランス)使⽤されています。
当社では⾃動巻き成型機を使⽤し、1枚ごと磁路の⻑さに切断した電磁鋼板を枚数ごとに重ねリング状に加⼯した後に、⾓型の芯⾦(マンドレル)を挿⼊した状態で、電気炉で焼鈍して、加⼯歪みが⼊ってしまった結晶組織を再結晶させて、加⼯歪みを除去し完成させます。
巻きコアは従来のトランス⽤EIコアと⽐較し、磁気特性に優れているため、変圧器(トランス)の性能向上に貢献します。当社の巻きコアは、⼩型化と軽量化の要件を満たすため、柱上変圧器といった配電⽤途と商業施設や⼯場などで使⽤される中型変圧器に使⽤されます。また、近年ではEV⽤急速充電設備にも使⽤されています。
巻きコアの製造プロセス
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■材料選定
巻きコアに使⽤される鋼板は、⼀般的には⽅向性電磁鋼板という電磁鋼板の中においても、専⽤の最⾼品質の材料が選定されます。
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■巻きコア設備
巻きコアを製造する為には、⽅向性電磁鋼板のフープを切断しながら、特殊な⽅法で積層して、何層にもリング状に巻き取っていく設備が必要となります。
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■巻きコア製造
巻きコア製造して製造したリング状のコアに芯⾦と呼ばれる⽅を中⼼部に挿⼊した後に、隙間が出来ないように、周囲から圧⼒を掛けて成型加⼯を⾏います。
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■歪取焼鈍
巻きコア製造時や芯⾦挿⼊によって発⽣した「加⼯歪み」により、本来の電磁鋼板の性能が劣化する為、⾼温で焼鈍処理を⾏い、本来の性能に回復させる必要があり、この処理は巻きコアにおいては必ず⾏います。
プレスコアの適切な設計と製造は、電気機器の効率と性能に直接影響を与えるため、非常に重要です。高品質なプレスコアは、電力損失を最小限に抑え、効率的なエネルギー変換を実現するのに役立ちます。
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